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園長の子育てブログ

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Q.53子どもの食べ物の好き嫌い。

2022-07-27

Q.子どもは食べ物の好き嫌いが激しいのですが、直りますか?

A.食べ物の好き嫌いを完全に直すのは、難しいと思います。

【100点満点からの減点主義で考えていませんか?】

 もし、何でも食べることができて、いつも完食することをもって100点満点としていたら、苦手な食べ物があるお子さまは、いつまでたっても100点、花丸になりません。加点主義で褒めて育てるのが、子育てのポイントと言われています。

  田浦幼稚園の先生方に、嫌いな食べ物についてインタビューしました。子育ての参考にされて下さい。


【Aさん】子どもの頃から苦手だった食べ物は、オクラ、ピーマン、にんじん、いんげん、いくら、豆類、さば、うなぎです。大人になってから、オクラは納豆と混ぜてみたら食べれるようになりました。後は未だに苦手です。


【Bさん】子どもの頃から苦手だった食べ物は、ブロッコリーセロリ、トマト、きのこ類、貝類、生魚、白身魚、豆類です。大人になってから、ブロッコリーは油と醤油で炒めたら、食べれるようになりました。

 トマトは、幼稚園の給食で、完食前にお腹がいっぱいになってしまって、残したかったけれど、先生に「せめてトマトを食べたら。」と言われて食べました。

 ところがその後、帰りのバスでバス酔いをしてしまい、口の中にトマトの味がずっと残って気持ちが悪かった経験から、トマトが食べれなくなりました。


【Cさん】子どもの頃から苦手だったのは、ゴーヤときゅうり。ゴーヤは学生時代、沖縄に行きましたが、沖縄料理で食べてもやっぱりだめでした。

 きゅうりは、中学の修学旅行で清水寺に行ったときに、みんなできゅうりの一本差しを食べることになり、食べてみたらおいしくて、その後は、きゅうりを食べることができるようになりました。


【Dさん】子どもの頃から苦手だったのは、マグロの刺身と、きゅうりです。

今でも苦手です。マグロ以外の刺身は食べることができます。

【Eさん】子どもの頃から苦手だったのは、野菜ときのこです。野菜は全部嫌いだったのですが、高校生になってから、野菜炒めをおいしく感じました。

家では今でも食べませんが、家族以外の人と食事するときは、野菜を食べます。

【Fさん】小さい頃苦手だったのは、タコ、イカ、エビ、カニ、カキ、貝、の食感です。ピーマン、セロリ、うなぎも苦手でした。

 学生時代、バイト先がレストランだったのですが、そこでタコとエビの料理を食べたら、とてもおいしかったです。その時から、海鮮類を食べることができるようになりました。

 鰻重は、小学校の給食では残していましたが、大人になって、お店で食べてみたらおいしかったです。
 小学校の給食で、『エビはこうゆう味』と思い込んでいたのですが、大人になって、味覚が変わったのかもしれませんが、1つの食材でも、いろいろな食べ方があることを知ってから、苦手な物も、おいしく感じるようになりました。
 今は、セロリは食べられますが、においは苦手です。イカも食べることはできますが、食感は苦手です。

【お子さまの気持を受け入れることから始めましょう】

 食べ物の好き嫌いには、それなりの理由があるようです。先生方のインタビューを通して知ったことですが、大人になっても好きな食べ物があるのと同じように、苦手な食べ物はあるようです。ですからまず、お子さまの気持ちを受け入れることから始めてはいかがでしょうか?

【食事の時の感謝の育みを】

 以前、給食のおかずを見たとたん、「○○嫌い」とおかずに対して、言っているお友達がいました。「あなたが同じように言われたら、どんな気持になりますか?」と問いかけたことがあります。
 植物も動物も魚も、命を人間に提供しています。命を失うときに悲しみはきっとあったはずです。
 また、作物を育てて下さっている方や、漁や飼育をして下さっている方、配送して下さっている方、お店屋さん、料理をして下さっている方等、自分の目の前にお料理が運ばれてくるまでに、多くの人々の「おいしく食べてもらいたい」との気持も運ばれてきたはずです。
 これらの感謝の気持ちを込めた、『頂きます』と『ごちそうさまでした』の感謝を育てることも大切だと思います。
田浦幼稚園
〒237-0075
神奈川県横須賀市田浦町5丁目51
TEL.046-861-0720
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