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Q.153 親として勉強になったこと
2025-03-22
オススメ
Q.田浦幼稚園に入れて親として勉強になったこと
A.『こどもの話を、よく聞くようになった。』というご意見は多く、親子の会話が増えた様子です。
令和6年度、卒園児保護者さまの気づきをご紹介します。
♡気が長くなったと思います。
♡こどもが、相手のよい点に目を向けてくれるので、私自身が怒ることや『なんで!?キー』といってばかりいたのが、新しい発見や素直に感謝する気持ちを伝えられるようになりました。
♡日々、時間に追われて「~しなさい」と自分の意見を押しつけることが多かったのですが、少しずつこどもの話を聞くことができるようになりました。こどもも話を聞いてもらえると嬉しいようで、色々話してくれるようになりました。
♡こどもが一生懸命何かをやっているときは、たとえ時間がかかっても『待つ』ということが少しはできるようになったと思います。
♡3人目ということもあるので、自分にも少し余裕があり、上2人の時と比べ、本人のチャレンジを止めることなく、見守ってあげられるようになりました。
♡集団生活の中で、感じることなど、本人が困ったり悩んだりを聞くことで、改めて人間関係について、一緒に考えるようになりました。
♡初めての子育てて、少し細かく神経質になったところがあったと思いますが、いい意味で、気楽になれたと思っています。
♡同じ自分の子でも、兄弟姉妹で全く違う人間なのだなと実感し、それぞれの子に合った言い方や教え方をしていかなくてはいけないと気づけた事は、私の成長なのかなと感じています。
♡『仏様はいつも見ているよ』とこどもから教わり、こどもの個性を認めてあげる事や、親の欲求を押しつけない事で、親も心おだやかに成長できたと感じます。
♡小さいながらも幼稚園で沢山学んで、こんなにもしっかり考えられるのだと気づくことが多かったです。『まだ小さいから』ではなく、まずこどもの話にしっかり耳を傾けていきたいと思いました。
『保護者さまの気づきは、わたし達教員にとっても宝物です。こども達の話に耳を傾けることができるよう、心おだやかな、自分達でいる努力をしていこうと、改めて思いました。ありがとうございました。』

Q.152『お友だちパパ』のメリットデメリット
2025-02-11
Q.わが子と対等に接する『お友だちのようなパパ』の良い点と注意点を教えて下さい。
A.『お友だちパパ』のメリットは、父子の心が通い合うことだと思います。注意点は、お子さまが、目上の人との関係学を、家庭内で実体験できるよう育むことだと思います。
【お友だちパパのメリット】
パパ自身がこども心に戻って、わが子の好奇心の向く分野に共感することは、お子さまにとっては、自分のことをわかってくれる人が家庭に居るということですので、とても心強いと思います。父子の絆が生まれると思います。
【メリット:わが子の興味や関心事は何か】
わが子の興味や関心事は何か見つけましょう。乗り物や昆虫、地図、自然の不思議に関心のあるお子さまは多いです。きらきら光る物に興味があったり、物語に夢中になったり、色彩の世界に没頭したり、スポーツに夢中になるお子さまもいます。
【メリット:こどもの好奇心を開拓する】
自分は不得意であったとしても、わが子が興味関心があるのでしたら、その分野に自分もこども心に戻って、没頭してみて下さい。例えば自分はカナヅチだったとしても、わが子がすいすい泳ぐ様子を見て、魂の躍動感を共有することは可能です。
【メリット:父子の絆】
幼少時に、父子の心の絆が育まれると、小学校に就学してお友だち関係に意識が向くようになっても、お子さまが相談したいことがあった時に、話しかけてくれる可能性があります。お友だちパパは、話しかけやすいパパだと思います。
【メリット:こどもが話しかけたとき】
こどもがお友だちパパに話しかけるタイミングは、パパが運転中の時か、一緒に遊んでいる時か、パソコンに向かって仕事をしている最中か、疲れてくたくたなときか、わかりません。「後でね」と返事をしたら、24時間以内に、耳を傾けるようにしましょう。約束の実行は、信頼につながります。数日経つと、「もういい」と言われてしまう可能性があります。
【お友だちパパの注意点】
「1年365日お友だちパパであること」はお勧めしません。家庭は社会の縮図です。目上の人との関係学を学ぶのは、社会に出てからではなく、幼いながらも、父親との関係から、家庭内で実体験します。言葉の理解はできなくても、肌感覚で本能的に学習しています。
【叱れない上司のデメリットとの共通点】
ハラスメントの問題があるので、なかなか叱れない社会になりつつあります。しかしながら、部下や後輩に注意しないと、組織体の仕事そのものにダメージが出たり、組織全体の倫理観が低下する場面があると思います。お仕事も子育ても、人を育てることに違いはありません。お友だちパパは、仕事に於いて、必要に応じて部下に注意ができない上司になってないか点検してみましょう。
【上司と部下も、親と子も魂の尊さは同等】
上司と部下も、親と子も、仏様のこどもですから、魂の尊さに於いては同等です。しかし、経験知は全く違います。先に生まれてきた人が、後から生まれてきた人に知恵を伝えるのは、あたりまえのことです。
【お友だちパパの注意点:世界標準の善悪】
経験知を伝える上での基準は善悪です。『これをされたら嬉しいか嫌か』ゴールデンルールと言われる物差しです。国や民族や文化の違いはあっても、人類は同じように感じるように神仏が創って下さったようで、世界標準の基準です。
【お友だちパパの注意点:善悪を曖昧にしない】
曖昧な言い方や、その日によってパパの善悪の物差しが微妙に変わったら、お子さまは、善悪は身につきません。何がいいことで、何が悪いことなのか、具体的にわかりやすくが大事です。そしてお子さまにわかりやすいように、言葉や、動作や、絵や写真などの工夫は必要です。
【お友だちパパの注意点:乳幼児期の最低限のマナーの育み】
善悪の前に、食事の食べ方や、触ってよい物いけない物等、最低限のマナーを伝えたくても、言葉が理解できないので無理だと考える方もいらっしゃると思います。愛着関係ができている場合ですが、お子さまは、パパの本気度が本能的に感じ取ることができます。(ママの本気度は更に敏感に感じ取ります。)
【お友だちパパの注意点:内心嫌われる事を恐れていないか】
内心『わが子に嫌われませんように』と思って、お子さまに最低限のマナーを伝えると、言っていることはわからなくても、パパの何かわからない恐怖心だけは受け取ります。小学生くらいになると、『パパは建前ではいいことを言ってるけれど、本音では自分が好かれたい事が最優先で、優先順位の次がわが子なんだな』と見抜くお子さまもいます。
【お友だちパパの注意点:お子さまを優先順位一位で教え育む】
父親の役割の1つは、母親との協力関係で、わが子を社会に有用な人材として、成人する頃までに世の中に送り出すことです。言葉の理解はまだ難しくても、『幸せになってくれ』と真心を込めた願いで、最低限のマナーを忍耐強く伝えていけば、『パパは自分の事を思って言ってくれている』ことは、確実に伝わります。だから、『パパの嫌がることはやめよう』という気持になります。
【お友だちパパの注意点:最低限のマナーや善悪を全く教えなかったら】
最低限のマナーや善悪を全く教えなかったら、幼稚園では友達関係でつまづきがちです。理由は、お友だちパパは自分に合わせてくれますが、同年代のお友だち全員が、自分に会わせてくれることはまずないからです。学校ではまず先生との関係で、仕事を始めると、上司との関係でつまずきがちです。教え導く人の意見に素直に聞く耳が、幼少期に育成されなかったことが原因の1つと思われます。
【父親の厳しさを見せる一面は必要】
子育ての9割は寛容であってよろしいと思いますが、「パパが駄目と行ったら駄目」という一面は、こどもが成人するまで、精神的大黒柱として必要だと思います。どうか「パパなんて大嫌い」と言われることを恐れないで下さい。母親だって言われることがありますが、こどもの一言で家事や育児をやめてしまう母親はいません。「パパ嫌い」と言われてへこんだり、カッと怒る必要はありません。気分で言っているだけで、本心はパパに愛されたいのですから、理性的にその言葉は水に流しましょう。
【お友だちパパの注意点:親の一言の重み】
人として生きていく上で必要なことは、誰かがわが子に教えてくれるのではありません。御両親のお役目です。なぜなら、愛着をもった御両親の言動は、幼いお子さまの魂に深くしみこんでいくからです。保育者が100回言ってお子さまに通じないことでも、親の一言の影響力は大きいです。私は、日々実感しています。
【身近な誰かが教えてくれていた】
食事のマナーとか、よそのおうちにおじゃましたときのマナーは、自分は覚えていなくても、近しい人が教えてくれていないと、今の自分はいないはずです。動物的な本能ではなく、人として生きることができるよう、人類は連綿と親から子へと伝えてきています。
【最低限のマナーは、愛着関係を持った人から、学ばないとできない】
まだ小さいからとか、言ってもわからないからと放任してたら、身にはつきません。また、ママ任せにして、パパが放任でこどもの好きにさせていても、身につきません。両親そろって、同じように導くことは大切です。
【お友だちパパの注意点:導き方】
『やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ(山本五十六の言葉)』です。子育ても、部下の育て方も、相手は人ですから基本は同じです。カッとして怒鳴ったら、お子さまも部下もは『怒り』を受けとります。知恵の伝達にはなりません。注意すべき言動を理性で伝えつつ、相手の長所や人格を愛する気持が大切だと、常々感じています。
【お友だちパパの注意点:忍耐】
サポートや育みには、忍耐が大事です。3歳くらいになったら、頭ごなしではなく、同じ事をされたら自分は嬉しいか、考えを聞くことも大切です。何度でもできるまで、繰り返しが必要です。なぜなら、お子さまは記憶したことをすぐ忘れるからです。動物はすぐに大人になりますが、人間は約20年かかります。神仏は、子育ての中での喜びや苦悩の中で、親自身の人格成長を期待されているのだと思います。
【子育ての中で、自分の器を広げる】
子育ては平坦な道ではありません。山あり谷ありの子育ての中で、会社での人材育成につながるような発見があるはずです。あるいは、会社で培った、自分の忍耐力や包容力を、子育てに生かすこともできるはずです。田浦幼稚園は、パパの人生や人格に磨きがかかる子育て経験を応援しています。
【結論】
お友だちパパの良さは、『こども心に戻って、わが子の好奇心を開拓することで絆を深めることができること』だと思います。お友だちパパの注意点は、『親も子も魂の尊さは同等。しかし経験知に違いがあるので、パパは人としての生き方を導く、こどもの人生で最初の人なのだと自覚しましょう』ということだと思います。
【補足1-1こどもと接触が少ないパパへ】
お仕事の関係で、ほとんどお子さまとの時間が取れないパパがいらっしゃると思います。そのような場合は、お子さまが成人するまで、言い続けていただきたい、魔法のような言葉があります。『ママを悲しませたり、困らせてはいけないよ♡』です。
【補足1-2魔法の言葉の2つの意味】
『ママを悲しませたり、困らせてはいけないよ』の意味の1つは、『パパがママを、とても大切に思っている』というメッセージが、お子さまに伝わります。意味の2つ目は、自分がこの言動をしたら、お母さんが悲しんだり困ったりするかどうかは、どのお子さまも年齢を問わずわかります。お子さまにとって、わかりやすい善悪の判断基準の言葉だと思います。
【補足1-3魔法の言葉を使うのは原則パパです 】
『ママを悲しませたり、困らせてはいけないよ』をママ自身が言うと、『ママのためのこどもの人生』と、お子さまが勘違いする可能性があるので、ママはご自分で使わない方がよろしいかと思います。『パパを悲しませたり、困らせてはいけないよ』 をママが言う場合は、ママがパパをとても尊敬していたり、父子関係が強い絆で結ばれている場合は、効果があるかもしれません。
【補足2:1人親の方へ】
ママが1人でお子さまを育てている場合、パパの代わりをしてくれる、おじいちゃまや親戚のおじさまがいると、ママは助かると思います。小中高の学生だと、お稽古ごとの先生や、スポーツクラブのコーチが、父親代わりのようなご指導をして下さることがあります。ママが父親役も兼任するのは、心身共にきついのではないかと思いますので、参考にされて下さい。

Q.151 teracoとは?
2024-12-16
Q.teraco cafe のteracoとはどういう意味でしょうか?
A.寺子とは、『仏様の子ども』という意味です。
【仏性(ぶっしょう)】
どの方も、神仏から『善なる固有の輝き』を授かって、生まれてきています。
それを、仏様と同じ性質という意味で、『仏性(ぶっしょう)』といいます。
お家の方々も、お子さま達も、仏性が宿っています。
【仏様に愛されていることを感じる空間に】
仏様と同じ性質を宿している者同士としては、大人も子どもも、共通です。teraco cafeが、日頃の疲れを癒やし、互いの仏性を尊重しながらも、大人も子どもも、お一人お一人が、仏様に愛されていることを感じ取る、『なごみの空間』になることを願っています。

Q150.子どもが言うことを聞かないときに
2024-11-28
Q.子どもが言うを聞かないときに、どうしたらよいでしょうか?
A.『お子さまの個性や年齢に応じて』になる思います、
【もので釣る方法】
お菓子やおもちゃなどの「物を買ってあげるから」や、やったらケーキ屋さん等「お店に行こう」では、年齢と共に費用がかさむ可能性があることと、いつか通用しなくなる時が来るかもしれません。
【ママの不在を予告する方法】
お出かけで、気に入った場所から離れないとき、「置いてくよ。ママいくから。」と言うと、あわててついてきてくれるお子さまは良いのですが、我関せずのタイプの方もいる様子です。
【気持を聞く方法】
『何が嫌なの?』と、とことん理由を聞いてあげる方法もあります。言葉で自分の気持ちが説明できたり、大人が気持ちをくんであげたりできる場合は、有効かもしれません。
【選ばせる方法】
「どちらがいい?」と2者選択方法は、お子さま自身が自分で選ぶので、嫌々させられている感は少ない可能性があります。
【予め約束する方法】
買い物の時は、予め現地到着前に、買う物を全部言って、これ以外は買わないと約束する方法もあります。あるいは『1コだけ、どのコーナーでお菓子を選んだら良い』と約束する方法もあります。
【カウントする方法】
・1から始めてカウントする。「今日は○秒でできたね。」とほめる。
・5からカウントダウンする。0までに終了しようとするので、幼稚園では、わりと有効です。
【ママの顔色で察する】
ママの雰囲気とか様子を見て、察するようにしていく方法があります。
【ママのマインドを変える】
「絶対これをしなければいけない。」のママのマイルールを変えると、ママは精神的に楽になる場合があります。
【もので釣る方法】
お菓子やおもちゃなどの「物を買ってあげるから」や、やったらケーキ屋さん等「お店に行こう」では、年齢と共に費用がかさむ可能性があることと、いつか通用しなくなる時が来るかもしれません。
【ママの不在を予告する方法】
お出かけで、気に入った場所から離れないとき、「置いてくよ。ママいくから。」と言うと、あわててついてきてくれるお子さまは良いのですが、我関せずのタイプの方もいる様子です。
【気持を聞く方法】
『何が嫌なの?』と、とことん理由を聞いてあげる方法もあります。言葉で自分の気持ちが説明できたり、大人が気持ちをくんであげたりできる場合は、有効かもしれません。
【選ばせる方法】
「どちらがいい?」と2者選択方法は、お子さま自身が自分で選ぶので、嫌々させられている感は少ない可能性があります。
【予め約束する方法】
買い物の時は、予め現地到着前に、買う物を全部言って、これ以外は買わないと約束する方法もあります。あるいは『1コだけ、どのコーナーでお菓子を選んだら良い』と約束する方法もあります。
【カウントする方法】
・1から始めてカウントする。「今日は○秒でできたね。」とほめる。
・5からカウントダウンする。0までに終了しようとするので、幼稚園では、わりと有効です。
【ママの顔色で察する】
ママの雰囲気とか様子を見て、察するようにしていく方法があります。
【ママのマインドを変える】
「絶対これをしなければいけない。」のママのマイルールを変えると、ママは精神的に楽になる場合があります。

Q.149 幼児教育に仏教が良い理由
2024-11-27
幼児教育になぜ仏教が必要なのでしょうか?
A.仏教の1.仏性(善性説) 2.慈しみ 3.転生輪廻 4.修行論の教えが人格教育になるからです。
【1-1仏性】
仏教は、どの人にも善なる魂が宿っているという性善説です。善なる魂のことを、仏様と同じ性質という意味で、仏性(ぶっしょう)と言います。強さも優しさも仏様と同質なので、仏性を信じると、心は折れたりなんかしません。逆境に強いお子さまになります。
【1-2仏性が逆境に強いのは】
どんなに失敗したり、幼稚園で嫌なことがあったとしても、きらきら光る仏様と同じ魂が宿っていると思うと、もう一度やり直してみようという気持になります。他人の評価があまり気にならなくなり、自分の良さを磨いて強みをのばそうという前向きな気持になります。
【1-3仏性を信じ強みをのばす】
お子さまが、人を困らせたり、自己中心的な行為が多かったとしても、駄目な子としてみるのではなく、まだ見えてこないお子さまの良さを信じて、拝み出すような育みをします。
長所を伸ばすだけの教育との違いは、目に見えない潜在的能力を信じる強さの所です。
【1-4仏性を信じつつ善悪を教える】
無神論の場合は、善悪を話し合いや多数決で決めることが多いようですが、宗教は、『人にされて嫌なことはしない、人にされて嬉しいことをする。』の黄金律があります。自己中心的な行為も、仏性を信じつつこのルールで育てれば、他人の気持ちに目を向けるようになります。
【2-1仏教の慈しみ】
『人に優しくしましょう。』は宗教でなくてもあたりまえではないかと思われるかもしれません。キリスト教や仏教は、GiveAndTakeではなく、与えつくす愛を説いています。仏教では慈しみの心とも言われ、相手の間違えを許す愛の心が含まれていることが特徴です。
【2-2慈しみの表現その1】
命の尊さを自然や食物、動物の飼育から学ぶ幼稚園は多いと思います。田浦幼稚園の慈しみは、異年齢交流によく表現されていると思います。2歳児入園されると、初めての社会生活で、知らないルールも多いので、お兄さんお姉さん達は、鷹揚に接しています。
【2-3慈しみの表現その2】
年中長組は、自分が2歳3歳で入園した時に、優しくされていますので、自分が年上になると自分がしてもらったように、年下のお友だちに優しくすることができるようになります。年下のお友だちに合わせて、遊び方を工夫してあげることも多いです。
【2-4慈しみの基にある感謝】
空気があること、夜の後に朝が必ず来ること、眠っているときにも心臓は動いてくれていること等、自分の意志とは関係のないところで、生きていくための小さな幸せはいっぱい提供されています。見えない力に感謝することで、天狗にならずに謙虚な心が生まれます。
【2-5お友だちへの感謝から】
コロナ感染が拡大したこる、子ども達が待ち望んだことは、お友だちに会うことでした。
お友だちの存在にありがとうができるようになると、お友だちを大切にしようと思う心が芽生え、優しさが生まれます。お友達の素晴らしさに心からの拍手を贈るようになります。
【3-1仏教の特色:転生輪廻】
人は天国からこの世に生まれてきて、この世の人生を終えてからあの世に還ります。次に生まれ変わるのは、別の国かもしれませんし、親兄弟も違うかもしれません。自分の人生計画を立てて、家族関係を選び、魂の磨きをかける問題を設定して、記憶を消して、生まれて来ているのだそうです。
【3-2親子の縁】
あの世にいるときに『親になって下さい』とお願いして生まれてきているといわれますので、間違っても、親が勝手に産んだわけではありません。安全面でも、健康も、衛生面も何から何までお世話になっている事を、具体的に伝えると、父母への感謝の気持ちが湧いてくる様子です。
【4-1修行論(毎日の努力)】
仏教には戒律がありますが戒律の戒は、自分が決める自分への約束事です。僧侶でない一般の人も、自分を向上させていくための教えが、仏教にはあります。毎日の具体的目標が戒で、一日の終わりに振り返りをするのが、八正道という反省の教えです。
【4-2戒は良い習慣作りのこと】
良い習慣を行い、自分を振り返ることで、次の日の改善を行っていきます。挨拶や、早寝早起き、読書、運動などを繰り返し、自分自身を高めていくのが仏教の修行にあたります。インスタント的に、すぐにできあがるものは壊れやすいです。熟成をかけて、何年も繰り返し努力することで、向上心や、忍耐力、意志力等を鍛えていくことができます。
【まとめ】
仏教の、仏性、慈しみの心、転生輪廻、修行論によって、人生の意味を知り人格的に向上していくと、いじめや非行、引きこもりは少なくなると思っています。正しい仏教精神を身につけて、世のため人のために活躍される方が、増えていくことを願っています。
【1-1仏性】
仏教は、どの人にも善なる魂が宿っているという性善説です。善なる魂のことを、仏様と同じ性質という意味で、仏性(ぶっしょう)と言います。強さも優しさも仏様と同質なので、仏性を信じると、心は折れたりなんかしません。逆境に強いお子さまになります。
【1-2仏性が逆境に強いのは】
どんなに失敗したり、幼稚園で嫌なことがあったとしても、きらきら光る仏様と同じ魂が宿っていると思うと、もう一度やり直してみようという気持になります。他人の評価があまり気にならなくなり、自分の良さを磨いて強みをのばそうという前向きな気持になります。
【1-3仏性を信じ強みをのばす】
お子さまが、人を困らせたり、自己中心的な行為が多かったとしても、駄目な子としてみるのではなく、まだ見えてこないお子さまの良さを信じて、拝み出すような育みをします。
長所を伸ばすだけの教育との違いは、目に見えない潜在的能力を信じる強さの所です。
【1-4仏性を信じつつ善悪を教える】
無神論の場合は、善悪を話し合いや多数決で決めることが多いようですが、宗教は、『人にされて嫌なことはしない、人にされて嬉しいことをする。』の黄金律があります。自己中心的な行為も、仏性を信じつつこのルールで育てれば、他人の気持ちに目を向けるようになります。
【2-1仏教の慈しみ】
『人に優しくしましょう。』は宗教でなくてもあたりまえではないかと思われるかもしれません。キリスト教や仏教は、GiveAndTakeではなく、与えつくす愛を説いています。仏教では慈しみの心とも言われ、相手の間違えを許す愛の心が含まれていることが特徴です。
【2-2慈しみの表現その1】
命の尊さを自然や食物、動物の飼育から学ぶ幼稚園は多いと思います。田浦幼稚園の慈しみは、異年齢交流によく表現されていると思います。2歳児入園されると、初めての社会生活で、知らないルールも多いので、お兄さんお姉さん達は、鷹揚に接しています。
【2-3慈しみの表現その2】
年中長組は、自分が2歳3歳で入園した時に、優しくされていますので、自分が年上になると自分がしてもらったように、年下のお友だちに優しくすることができるようになります。年下のお友だちに合わせて、遊び方を工夫してあげることも多いです。
【2-4慈しみの基にある感謝】
空気があること、夜の後に朝が必ず来ること、眠っているときにも心臓は動いてくれていること等、自分の意志とは関係のないところで、生きていくための小さな幸せはいっぱい提供されています。見えない力に感謝することで、天狗にならずに謙虚な心が生まれます。
【2-5お友だちへの感謝から】
コロナ感染が拡大したこる、子ども達が待ち望んだことは、お友だちに会うことでした。
お友だちの存在にありがとうができるようになると、お友だちを大切にしようと思う心が芽生え、優しさが生まれます。お友達の素晴らしさに心からの拍手を贈るようになります。
【3-1仏教の特色:転生輪廻】
人は天国からこの世に生まれてきて、この世の人生を終えてからあの世に還ります。次に生まれ変わるのは、別の国かもしれませんし、親兄弟も違うかもしれません。自分の人生計画を立てて、家族関係を選び、魂の磨きをかける問題を設定して、記憶を消して、生まれて来ているのだそうです。
【3-2親子の縁】
あの世にいるときに『親になって下さい』とお願いして生まれてきているといわれますので、間違っても、親が勝手に産んだわけではありません。安全面でも、健康も、衛生面も何から何までお世話になっている事を、具体的に伝えると、父母への感謝の気持ちが湧いてくる様子です。
【4-1修行論(毎日の努力)】
仏教には戒律がありますが戒律の戒は、自分が決める自分への約束事です。僧侶でない一般の人も、自分を向上させていくための教えが、仏教にはあります。毎日の具体的目標が戒で、一日の終わりに振り返りをするのが、八正道という反省の教えです。
【4-2戒は良い習慣作りのこと】
良い習慣を行い、自分を振り返ることで、次の日の改善を行っていきます。挨拶や、早寝早起き、読書、運動などを繰り返し、自分自身を高めていくのが仏教の修行にあたります。インスタント的に、すぐにできあがるものは壊れやすいです。熟成をかけて、何年も繰り返し努力することで、向上心や、忍耐力、意志力等を鍛えていくことができます。
【まとめ】
仏教の、仏性、慈しみの心、転生輪廻、修行論によって、人生の意味を知り人格的に向上していくと、いじめや非行、引きこもりは少なくなると思っています。正しい仏教精神を身につけて、世のため人のために活躍される方が、増えていくことを願っています。
