本文へ移動

園長の子育てブログ

ブログ

Q150.子どもが言うことを聞かないときに

2024-11-28
Q.子どもが言うを聞かないときに、どうしたらよいでしょうか?
A.『お子さまの個性や年齢に応じて』になる思います、

【もので釣る方法】
お菓子やおもちゃなどの「物を買ってあげるから」や、やったらケーキ屋さん等「お店に行こう」では、年齢と共に費用がかさむ可能性があることと、いつか通用しなくなる時が来るかもしれません。

ママの不在を予告する方法】
お出かけで、気に入った場所から離れないとき、「置いてくよ。ママいくから。」と言うと、あわててついてきてくれるお子さまは良いのですが、我関せずのタイプの方もいる様子です。

【気持を聞く方法】
『何が嫌なの?』と、とことん理由を聞いてあげる方法もあります。言葉で自分の気持ちが説明できたり、大人が気持ちをくんであげたりできる場合は、有効かもしれません。

【選ばせる方法】
「どちらがいい?」と2者選択方法は、お子さま自身が自分で選ぶので、嫌々させられている感は少ない可能性があります。

【予め約束する方法】
買い物の時は、予め現地到着前に、買う物を全部言って、これ以外は買わないと約束する方法もあります。あるいは『1コだけ、どのコーナーでお菓子を選んだら良い』と約束する方法もあります。

【カウントする方法】
 ・1から始めてカウントする。「今日は○秒でできたね。」とほめる。
 ・5からカウントダウンする。0までに終了しようとするので、幼稚園では、わりと有効です。

【ママの顔色で察する】
ママの雰囲気とか様子を見て、察するようにしていく方法があります。

【ママのマインドを変える】
「絶対これをしなければいけない。」のママのマイルールを変えると、ママは精神的に楽になる場合があります。

Q.149 幼児教育に仏教が良い理由

2024-11-27
幼児教育になぜ仏教が必要なのでしょうか?
A.仏教の1.仏性(善性説) 2.慈しみ  3.転生輪廻  4.修行論の教えが人格教育になるからです。

【1-1仏性】
仏教は、どの人にも善なる魂が宿っているという性善説です。善なる魂のことを、仏様と同じ性質という意味で、仏性(ぶっしょう)と言います。強さも優しさも仏様と同質なので、仏性を信じると、心は折れたりなんかしません。逆境に強いお子さまになります。

【1-2仏性が逆境に強いのは】
どんなに失敗したり、幼稚園で嫌なことがあったとしても、きらきら光る仏様と同じ魂が宿っていると思うと、もう一度やり直してみようという気持になります。他人の評価があまり気にならなくなり、自分の良さを磨いて強みをのばそうという前向きな気持になります。
【1-3仏性を信じ強みをのばす】
お子さまが、人を困らせたり、自己中心的な行為が多かったとしても、駄目な子としてみるのではなく、まだ見えてこないお子さまの良さを信じて、拝み出すような育みをします。
長所を伸ばすだけの教育との違いは、目に見えない潜在的能力を信じる強さの所です。

【1-4仏性を信じつつ善悪を教える】
無神論の場合は、善悪を話し合いや多数決で決めることが多いようですが、宗教は、『人にされて嫌なことはしない、人にされて嬉しいことをする。』の黄金律があります。自己中心的な行為も、仏性を信じつつこのルールで育てれば、他人の気持ちに目を向けるようになります。

【2-1仏教の慈しみ】
『人に優しくしましょう。』は宗教でなくてもあたりまえではないかと思われるかもしれません。キリスト教や仏教は、GiveAndTakeではなく、与えつくす愛を説いています。仏教では慈しみの心とも言われ、相手の間違えを許す愛の心が含まれていることが特徴です。

【2-2慈しみの表現その1】
命の尊さを自然や食物、動物の飼育から学ぶ幼稚園は多いと思います。田浦幼稚園の慈しみは、異年齢交流によく表現されていると思います。2歳児入園されると、初めての社会生活で、知らないルールも多いので、お兄さんお姉さん達は、鷹揚に接しています。

【2-3慈しみの表現その2】
年中長組は、自分が2歳3歳で入園した時に、優しくされていますので、自分が年上になると自分がしてもらったように、年下のお友だちに優しくすることができるようになります。年下のお友だちに合わせて、遊び方を工夫してあげることも多いです。

【2-4慈しみの基にある感謝】
空気があること、夜の後に朝が必ず来ること、眠っているときにも心臓は動いてくれていること等、自分の意志とは関係のないところで、生きていくための小さな幸せはいっぱい提供されています。見えない力に感謝することで、天狗にならずに謙虚な心が生まれます。

【2-5お友だちへの感謝から】
コロナ感染が拡大したこる、子ども達が待ち望んだことは、お友だちに会うことでした。
お友だちの存在にありがとうができるようになると、お友だちを大切にしようと思う心が芽生え、優しさが生まれます。お友達の素晴らしさに心からの拍手を贈るようになります。

【3-1仏教の特色:転生輪廻】
人は天国からこの世に生まれてきて、この世の人生を終えてからあの世に還ります。次に生まれ変わるのは、別の国かもしれませんし、親兄弟も違うかもしれません。自分の人生計画を立てて、家族関係を選び、魂の磨きをかける問題を設定して、記憶を消して、生まれて来ているのだそうです。

【3-2親子の縁】
あの世にいるときに『親になって下さい』とお願いして生まれてきているといわれますので、間違っても、親が勝手に産んだわけではありません。安全面でも、健康も、衛生面も何から何までお世話になっている事を、具体的に伝えると、父母への感謝の気持ちが湧いてくる様子です。

【4-1修行論(毎日の努力)】
仏教には戒律がありますが戒律の戒は、自分が決める自分への約束事です。僧侶でない一般の人も、自分を向上させていくための教えが、仏教にはあります。毎日の具体的目標が戒で、一日の終わりに振り返りをするのが、八正道という反省の教えです。

【4-2戒は良い習慣作りのこと】
良い習慣を行い、自分を振り返ることで、次の日の改善を行っていきます。挨拶や、早寝早起き、読書、運動などを繰り返し、自分自身を高めていくのが仏教の修行にあたります。インスタント的に、すぐにできあがるものは壊れやすいです。熟成をかけて、何年も繰り返し努力することで、向上心や、忍耐力、意志力等を鍛えていくことができます。

【まとめ】
仏教の、仏性、慈しみの心、転生輪廻、修行論によって、人生の意味を知り人格的に向上していくと、いじめや非行、引きこもりは少なくなると思っています。正しい仏教精神を身につけて、世のため人のために活躍される方が、増えていくことを願っています。

Q.147 2歳児教育(4年保育)

2024-09-06
Q.2歳児&満3歳児クラスは、どのような教育を行っていますか?

A.たっぷり愛の充電をすること、自立に向けての生活習慣作り、仏様への合掌で心の目覚めを促しています。

【たっぷりとした愛の充電で】
先生や上の学年のお友だちに優しくしてもらい、たっぷり愛を受け取ると、安心感が生まれます。居心地がよいと、気持がオープンになり、のびのびと自分を表現するようになります。十人十色の自由闊達さや自分らしさを全学年を等して、大切にしています。

【愛を受け取る側から愛を提供する側へ】
2歳児クラスで、お兄さんお姉さんに優しくしてもらうと、子ども達は肌感覚で優しさの表現を覚えます。そして、自分が上の学年になると、自然体で、人に優しくするようになります。2歳3歳児の愛される喜び、優しくされる心地よさは、今後愛の提供者になるための財産です。

【靴をしまうこと】
幼稚園では、みんなが靴をしまわなかったら、お友だちの靴と自分の靴がまざり行方不明になるかもしれませんし、同じ形の同じ色だったら、他人が自分の靴を履いてしまうかもしれません。靴を脱いだらそろえて靴箱に入れることは、自分でする必要があります。

【毎日が小さなチャレンジ】
靴以外にも、 挨拶すること、身支度をすること、呼ばれたら返事をする事、手を洗うこと、お弁当の用意をすること、食べ終わったら片付けること、1人でする事ばかりです。家にいるときは、何も言わなくても、お家の方が助けてくれまが、幼稚園で助けが必要なときは、『やって下さい』と言葉をかける必要があります。

【チャレンジをよい習慣に変える】
毎日小さなチャレンジを積み重ねるうちに、自分のことは自分でする、基本的生活習慣が身についていきます。2歳児クラスは、自立に向けての第1歩を踏み出す時期でもあります。

【仏様に手を合わせること】
目には見えないけれども、尊い存在が、善いことも悪いことも全部、見守ってくださっていると知る事は、『いけないことはしない』『善いことをしよう』という力になります。また、自分に、仏様とつながる心があることを、合掌の中で感じていきます。

【合掌で心に目覚める】
合掌で仏様の心とつながるひとときを繰り返していると、自分の良心を感じるきっかけになる様子です。学年が上がると、善悪もわかってくるので、意地悪な言葉や行動はしないようにしようとする、自己抑制の力が働いている様子がうかがえます。

【合掌の中でおだやかな心を取り戻す】
朝昼帰りの最低3回は、合掌をしていますが、ざわついていた気持の切り替えにもなる様子で、田浦幼稚園の子ども達は、比較的穏やかなお子さまが多いと、保護者さまのお声をいただいています。

Q.146 まかせて安心な幼稚園は?

2024-08-27
Q.まかせて安心なのは、どんな幼稚園でしょうか?

A.人によって価値観が違いますので、実際に行ってみての印象が大切だと思います。

 

【設備関係の安全性】

防犯カメラや消防などの設備関係の安全性は、HPや入園案内パンフレット等で、ある程度確認できると思います。
 

【幼児教育は対面が基本】

幼児教育は対面が基本なので、お子さまに与える先生の影響は大きいです。その為、実際に幼稚園に行ってみて、明るさ温かさ、子ども達といることを楽しんでいるか等の、先生方の印象が大切だと思います。先生方のきびきびした動きを好まれる方もいると思います。
 

【お母さまとの相性】

人によって、価値観は違います。実際にそこに通っている保護者さまの声も大切ですが、保護者さまご自身の、第1印象や肌感覚等、五感で感じる幼稚園内の空気感が、お母さまご自身のお好みかどうかも大切です。実際に幼稚園に行く回数が多いのは、お父さまよりお母さまですから。
 

【理事長園長の価値観】

経営理念や教育理念は、トップから流れているものです。その為、トップの教育への熱意や方向性が、ご夫婦の子育ての価値観と大きくずれていないかのチェックも大事です。価値観の一致は、保護者さまの安心感になり、安心感がお子さまの病気や怪我防止につながります。
 

【どのような人に育てたいのか】

幼稚園探しは、わが子をどのような人に育てたいのか、その為に幼児期に何が大切なのか、ご夫婦で話し合って、子育ての優先順位をつけてみる、よい機会になるかもしれません。幼稚園も個性がありますので、この園に入れてよかったと思える幼稚園に、巡り会われることを祈ります。

Q.145 子どもの荷物

2024-08-26
Q.子どもの荷物をなぜ親が持たないようにするのがよいのでしょうか?

A.自分の荷物を自分で持つことは、段取り力、判断力や、責任感などの仕事力につながるからです。

 

【自分の荷物を自分で持つと】

自分の物を自分で持つ習慣ができると、自分の物を、自分で支度することが、容易になります。小学校、中学、高校と、親が荷物を持ってあげるのが習慣になっていると、忘れ物をするたびに、親のせいにし、忘れ物を親が持ってきてくれるのが当たりだと思いがちです。
 

【荷物を自分で持ち、身支度を自分でする習慣の人】

成人するまでに、この習慣が当たり前になっている人は、最低限の自己責任感は身につくはずです。荷物が重くならないように、要る物要らない物の判断ができ、段取り力も身につくはずです。
 

【小学校に入ってからでも善いのでは?】

幼少期からやっていることは抵抗感が無いと思いますが、小学校に入ってから始める場合は、理由付けが必要だと思います。『自分が使うものを自分で持ち、支度することは、大人になって多くの人のお役に立つための自分作りなのだ。』と伝える必要があると思います。
 

【幼少期から自分の物を自分で持つ習慣づくりを】

『荷物は自分で持とうね。どうしても重い場合は思ってあげるけど、幼稚園に入ったから、もうお兄さんお姉さんだもんね。』『寝る前に明日着る服を用意しようね。持って行くものを園バックに用意しようね。』等声をかけ、できたら『頑張ったね』等のねぎらいは大切だと思います。
 

【地域によって違うかもしれませんが】

小学校で忘れ物が少ない地域があり、先生が保護者会で聞いてみると、『親御様が連絡帳を見て、お子さまの支度をされていた。』と聞いたことがあります。修学旅行の支度も親御様がされると、自分の物がどこにあるのかわからなくて、ご本人が困るはずです。
 

【親が協力して自立を促す】

小学生が連絡帳を見て、自分で用意したら、忘れ物をする事があると思いますが、忘れ物をしたとき、人に借りたり代用品を使ったり、臨機応変さの勉強になります。そして次に忘れ物をしないための知恵や工夫が生まれます。自分の荷物を持ち、支度をする中で自立を促すことは、将来の仕事力につながる為、御両親が協力されることをお勧めします。
TEL. 046-861-0720
お電話でのお問い合わせもお待ちしています
田浦幼稚園
〒237-0075
神奈川県横須賀市田浦町5丁目51
TEL.046-861-0720
TOPへ戻る