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園長の子育てブログ

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Q.80明るい子に育てるには

2023-03-07
Q.性格の明るい子に育てたいのですが、どうしたら良いですか?

A.ご家族が、明るい人生観で生きていれば、明るいお子さまに成長されると思います。

 

【明るい家庭作り】

朗らかで明るいお子さまの特徴として、お家の方が、明るくてポジティブな物の見方考え方をしているように感じます。
どう育てるかの前に、『明るい家庭作り』が大切だと思います。
お家の方が心配性であったり、取り越し苦労や持ち越し苦労をしがちだと、お子さまもマイナスな考え方になりがちです。
 

【家庭の明るさは言葉から】

幼稚園から帰ってきて、今日は嫌なことがなかった?と毎日聞いていると、お母さんの関心を引き寄せるには、マイナスのことを話すことが良いことなのだと。思いがちです。
反対に、今日は、幼稚園でどんないいところを見つけた?と聞くと、ポジティブに物事を発見しようとします。いいところ探しの習慣化は、とても大切だと思います。
 

【おしゃべりするとすっきりしませんか?】

心配のしすぎは、数値で測れるものではないので、一人で判断されるのは難しいかもしれません。そのようなときは、話を聞いてくれる人を見つけておくと良いと思います。私も実はそうなのですが、おしゃべりするとすっきりする女性が多いように感じています。
 

【どの程度がほどよい加減なのか?】

自分の性格やお子さまの気質がある程度知っていて、物事を前向きに捉えて下さる方に、聞いてもらってはいかがでしょうか?幼稚園の先生と話してみるとか、わかり合えるような知り合いとおしゃべるする等されると、『楽観しすぎ』か、『心配しすぎ』か、『どの程度がほどよい加減なのか』わかるのではないかと思います。
 
明るい人生観で、親子で育っていきましょう。

Q.79返事をしない理由

2023-02-20

Q.うちの子は、家では名前を呼べば反応があるのに、『幼稚園では出席を取るときだけは返事をするけれど、他の時は名前を呼ばれても返事をしない。』と先生に言われます。 どうしてでしょうか?

A.特に2歳児クラスや入園したばかりの年少組の1学期頃は、保育室の端から反対側の端にいるお子さまに名前を呼んでも無反応なことが多いです。これは入園前に、離れた距離から名前を呼ばれる経験がないからだと思います。

 

【家の中では、情報キャッチが受け身でも、大人が合わせてくれる。】

家の中では、大人に話しかけられたときに、聞こえていても、返事をしたくなければ返事をしませんし、何かに夢中で呼びかけが聞こえてないこともあります。そのようなときは、周りの大人は、お子さまの状況に合わせてくれます。つまり、お子さまは、情報キャッチは受け身でもOKの状態です。
 

【朝の会の出席確認は、未就園児教室の時から練習済み。】

朝の会の出席確認は、未就園児教室の時から、そばにいるお母さま方の励ましもあって、経験をしているので、お名前を呼ばれるとお返事する方は、多いです。
 

【朝の会以外で、お名前を呼ばれたら返事をする経験は、あまりない状態で入園。】

朝の会以外で、お名前を呼ばれたら返事をする経験は、お家の方がいない、プレ保育から始まります。そのたびに、先生から、『お名前を呼ばれたら返事をしましょう』と言われますが、大好きなお母さまに言われたわけでもないので、離れた距離から、お名前を呼んでも反射的に返事をすることはめったにありません。
 

【朝の会以外で、お返事をする場面。】

『距離のあるところから名前を呼ばれたら返事をする。』とか、『先生が「お話ししてもいいですか?」と聞いたら、お友だちだけでなく自分にも言われているから、お友だちに言わせるのではなく、自分もお友だちと一緒に『いいですよ』と言って、聞く体制に入る。』『「○○組さん」と先生が呼びかけたら、そのクラスが自分のクラスなら、みんなと一緒に自分も「はーい。」と返事をする』等は、集団の中で、経験を積まないと、経験のないことですから、すぐには出来るようになりません。
 

【幼稚園は、家と違って、情報キャッチを能動的にする所。】

幼稚園は、グループやクラスごとの活動の中で学ぶところです。ですから、グループや、クラス、個人の名前が呼ばれたら、返事をして、先生の指示に応じた行動をする必要があります。つまり情報をキャッチしようとする能動的な気持がない限り、情報チャッチは難しいです。
 

【距離のあるところからの呼びかけで、反応があるのはいつ頃から?】

2歳児組であれば半年、年少組であれば4ヶ月くらいで、返事をする場面は、なんとなくわかってもらえます。しかしながら、情報チャッチに全く関心のないお子さまもいます。その場合は、お子さまの情報収集力をつけるために、お家の方にご協力をお願いすることがあります。2歳3歳頃は、先生の一言よりも、お家の方の一言の方が、効果があることが多い為です。
 

【お家での練習方法】

例えば、『少し距離を取ったところから、名前を呼び、聞こえたら返事をする。』『「田浦幼稚園の○○組さん」と呼びかけたら返事をする』等、お家のご協力をお願いすることがあります。
 

【コロナが始まってから、お家の方のご協力をお願いすることが多くなりました。】

コロナ前は、公園で遊んでいて、帰る時間になったら、お家の方が離れたところから「○○帰るよ。」と名前を呼んで促したものです。今は、お家の方が遠くからお子さまの名前を呼ぶ機会が少なくなりました。入園前の公園での遊びのように、数年前の子ども達が経験していたことが、コロナが始まって以降、子ども達が経験しなくなったことがあるため、お家の方のご協力を、お願いすることが増えてきているように感じています。

【希望の未来を建設する人財となるために、小さい頃からのマナーは大切】

名前を呼ばれたら返事をする事や、挨拶をする事.順番を守る事、ありがとうやごめんなさいが言える事など、人として最低限必要な礼儀は、小さい頃から身につけるよう育みたいと思います。希望の未来を建設する子ども達のために、そのようなニーズにお応えできる幼稚園でありたいと願っています。

Q.78在宅ワークと子育て

2023-02-09
Q.在宅ワーク中に子どもが遊んで欲しいと来ます。子どもとの距離の取り方を教えてください。

A.3種類考えられます1)子どもがそばで遊んでいても、同時並行で仕事が出来る職種を選ぶ。2)子どもが寝ている時間にお仕事が出来る在宅ワークを選ぶ。3)在宅ワーク中は、家族に子どもを見てもらうか、一時預かり所等を利用する等です。


【子どもがそばで遊んでいても、同時並行で仕事が出来る職種を選ぶ】昔の人は、農家の仕事をしながら、子育てをしていましたが、今は出来る職業が少なくなっているかもしれません。


【子どもが寝ている間にお仕事が出来る、在宅ワークを選ぶ】

これは体力勝負になると思います。
育児や家事で心身共に疲れますので、睡眠を削ってのお仕事になると思います。ただし、社会とのつながりがあることで、気分転換できるメリットもあるかもしれません。ご自身の心身の健康も考えて、お仕事を選んでいただければと思います。

【家族に子どもを見てもらうか、一時預かり所等を利用する】

夫やおじいちゃまおばあちゃまの助けはありがたいものです。
一時預かりをしてくれる保育園、こども園、幼稚園などをご利用されても良いと思います。

Q77優しと厳しさの子育て

2023-02-07
Q.子どもは優しく育てた方が良いでしょうか?厳しく育てた方が良いでしょうか?
A.教育は優しさ8割、厳しさ2割くらいが良いと一般的に言われています。
【長所を伸ばす】
 部下を育てることが上手な方や、名経営者と言われる方々が共通して話されることは、「長所を伸ばす」点です。

【全人格をほめ自己肯定感を育む】
 子育ても、長所を伸ばすことで、自己肯定感が育まれると言われています。つまり褒めて育てることです。
 ほめるときは、全人格を包み込むように母性的にほめることで、
大人の愛を伝えると良いと思います。

【躾はどう育むか?】
 人間関係を円滑にするための、最低限のマナーを伝えするとき、少しでもできるようになったら、褒めると、やる気が湧いてくると思います。

【ガミガミ怒ることの弊害】
 お子さまは、大人の言葉の理解と共に、大人のイライラや怒りの気持も心に受けます。ガミガミ怒ることの弊害は、精神衛生的にマイナスになります。感情のままになることで、お子さまの人格否定にならないよう、冷静さが必要です。

【通常は母性的にほめ、叱らなければいけない場面では父性的に叱る】
 全く叱らないと、わがままになります。 なぜなら、幼少時は本能的に行動し、自分中心の見方をしがちだからです。だから、周りの人の気持やご迷惑、危険な所、どうしたら仲良く過ごすことが出来るか等の『言動』を、教え諭すことが必要です。その時は、理性的に父性を使われるとよろしいと思います。

【良さをほめるには、初めは努力が必要】
 1回厳しくしたら、4回ほめるよう心掛けるには、努力が必要です。
 悪いところは簡単に見つけることができますが、ほめるところを見つけるには、努力が要ります。

【ほめるところがないときに】
生まれてきてくれたときの、ご両親や祖父母の喜びを語って差し上げるのも良いと思います。
 『○○が出来る』という○×ではなく、頑張ろうとしているところや、優しい気持ち等、小さなチャレンジを発見する努力をしていると、ほめるエピソードは次第に見つかるようになります。

【心からほめましょう】
 お子さまは、純粋ですから、本心でほめているのか、次に要求するためにほめているかは本能的に察知します。心からほめてお母さまの愛を伝えましょう。きっと、人の善性を信じる人に成長すると思います。










【家庭でも職場でも、人を育てる基本は同じだと日々実感しています。】

Q.76親のイライラの影響

2023-02-06
Q.仕事や家庭のことで、イライラしている時に、子どもに強く当たりがちになります。子どもにどんな影響がありますか?どうしたらよいでしょうか?

A.大人の顔色を伺ったり、自分の気持ちを表現できなかったり、自分のことが好きになれなかったりは、可能性としてあります。仕事も子育ても、忍耐や気持の切り替えの速さは、大人共通の、人格向上課題だと思います。


【イライラは一般的に誰でもあります】

イライラは、思い通りうまくいかないときに起こる感情だと思います。イライラしたときに、厳しい言い方になりますが、人を自分の思い通りにしようとしていないかの点検は必要かと思います。

【我が子であっても親の思い通りにいきません】

我が子であっても、親の思い通りにはいかに事を、とことん教えられるのが子育てではないでしょうか?人の気持を操縦できないことを教えるために、神仏は約20年間もかけて、人を育てることを発明されたのかもしれません。

【自分の気持ちは操縦できることになっています】

人の気持は操縦できないけれども、自分の気持ちは100%コントロールできることを『八正道』という反省方法で教えて下さったのが、お釈迦様です。奥が深い反省法です。

【イライラの操縦法】

イライラのコントロール方法はいろいろあると思いますが、腹式呼吸の深呼吸をしたり、言葉に出す前に、まず心の中で10まで数えてみる等の手近な方法もあります。
外の新鮮な空気を吸うのも手近な方法かと思います。

【理性的に自分に言い聞かす方法】

『自分が産んだ子どもであっても、魂や個性は別々なのだ。神仏から「子育てしてごらん」と、授かった子どもだけれど、約20年子育てさせていただいて、その後は世の中のお役に立つよう、世間に送り出すのだ。』『だから、未熟な親かもしれないけれど、今日も明日も前向きに、精一杯育てよう。』と自分にい言い聞かす方法もあるかと思います。

【理性を身につける方法】
ニュースや、新聞、インターネット情報だけでなく、読書による教養をつけると、すぐにカッとしたり、イライラしたりが少なくなってくると言われています。長い時間をかけてゆっくりと理性を身につける、確実な方法ではないかと思います。

【親子の心身の健康のために】

イライラは、目に見えないイライラ空気をまき散らすので、自分にも周りにも同時にマイナスになります。心と体の健康生活を、まず自分から、心掛けていきたいものですね。


TEL. 046-861-0720
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