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園長の子育てブログ

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Q.52スマホゲームに夢中な子どもについて

2022-07-25
Q.子どもがスマホのゲームばかりして困ります。どうしたらよいでしょうか?

A.オーソドックスなお応えですが、1)持ち主の許可なく、スマホはさわらないこと。2)時間を決めてゲームをすること。この2つに例外をつくならいことだと思います。

【1.持ち主の許可なく、スマホはさわらないこと】
スマホも貴重品に入っている方が多いのではないでしょうか?スマホは子どものおもちゃと部類が違うことを知らせることも大切かと思います。


【触っていいものと、いけないものの区別をつける、家庭内エチケット】

 以前入園したばかりのお友達が、自分のものと人のものとの区別がつかなくて、人の教具を使ってしまったことがありました。

お家の方にご家庭での様子をうかがうと、お母さまの物と自分の物との区別がないことがわかりました。お母さまの物は、お子さまが全て使って良いことになっていました。
そこで、ご家族全員で、スマホも含め、お子さまが勝手に触ってはいけないものを決めていただき、実践していただきました。その後そのお子さまは、自分の物とお友達の物との区別ができるように、なりました。
小さいお子さまであっても、簡単な家庭内エチケットを教えることも大切だと思います。
【2.時間を決めてゲームをすること】
時間を決めてゲームをする場合、朝一番にすることはお勧めしません。ゲームの制限時間後の時間が長く感じられるからです。○○をしてからのご褒美時間にゲームの時間を当ててみてはいかがでしょう?
以前際限なくゲームをする年長組のお子さまがいて、お母さまから相談がありました。そこで、制限時間を決めて、ゲームをするよう勧めました。
初めは、お母さまの言うことは無視でしたが、定期的に教員が約束を守っているか、お子さまに聞きました。「大好きな先生との約束」は、ある程度効果があったようです。

【注意点:約束事に例外を作らないこと】

 「約束事に例外を作らないこと」は、お子さまご本人より、大人が守るのに意志の力が必要になります。

 今まで、電車や病院の待合室で、静かにさせるためにスマホを見せていたのだったら、スマホに変わる物の用意が必要になります。

 絵本や、お気に入りのミニカーやぬいぐるみ、折紙、あやとり、シール遊び等あらかじめ、飽きたときも考えて、何種類か用意が必要になります。

  

【お子さまが夢中になれるものを、親子で見つけましょう】

 昔も、テレビの見過ぎ、ビデオの見過ぎはありました。お子さまにとって、ゲームに変わる楽しさを、親子で一緒に見つけるのも、1つの方法だと思います。

田浦幼稚園
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