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園長の子育てブログ

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Q.35うちの子は、手を出していませんか?

2022-05-31
Q.家では、兄弟げんかが激しいのですが、幼稚園で、他所の子にパンチしたり、たたいたり、手を出していませんか?
A1.幼稚園ではありませんので、内と外を使い分けているのだと思います。
A2.幼稚園でも、パンチをしたりたたいたりがあります。言葉を出す前に手が出てしまう様子です。戦いごっこをしていて、ヒーローになりきってしまって、パンチしたりキックしたりすることもあります。
ゴールデン・ルールを学ぶ。弱い自分に負けない努力をする。自分の気持ちを言葉で伝える。
田浦幼稚園では、この3つを促しています。

1)【ゴールデン・ルールを学ぶ。】

田浦幼稚園では「自分がされたら嫌なことはしません。自分がしてもらったら嬉しいことをしましょう。」と伝えています。
「人にされて嬉しいことをする」は国や宗教や時代を超えて共通するゴールデン・ルールと呼ばれています。

幼稚園では、「キックをしてもいいの?」「自分がキックされたらどんな気持?」「パンチをしてもいいの?」「自分がパンチされたらどんな気持?」等、聞いています。

園内の『自分が人にされたら嫌なことはしない。』のルールに、例外の人はいませんので、卒園するころには、パンチやキックはなくなっていきます。日常生活で、言い続けることは大切だと思います。

2)【弱い自分に負けない努力。】

「弱い自分に負けないようにしましょう。」と伝えています。
自分の中には本当の自分と弱い自分とがいます。神様仏様から授かった、キラキラした本当の自分が、弱い自分に負けてしまうと、人にパンチやキックをしてしまいます。

パンチやキックをしそうになったら、「弱い自分に負けないぞ。」と心の中で唱えると、『人にパンチやキックをしない自分』、『キラキラした本当の自分』になることができます。だから、『弱い自分に負けないよう、パンチやキックをぐっと我慢しましょう。』と伝えています。

3)【自分の気持ちを言葉で伝える。】

「自分の気持ちは、パンチやキックではなく、言葉で伝えましょう。」と話しています。「仲間に入れて」や「やめて」など、言葉の練習をすることもあります。

以上が幼稚園で行ってることの一部です。子育ての参考になれば幸いです。



田浦幼稚園
〒237-0075
神奈川県横須賀市田浦町5丁目51
TEL.046-861-0720
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