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園長の子育てブログ

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Q2.幼稚園に行く意味

2023-08-08
注目
Q.どうして幼稚園に行く必要があるのでしょうか?
A.幼稚園は、非認知能力を培う最大の時期に教育を行う場です。


【学校でも職場でも大切な、人間力の基礎を養います】

学力で測れない能力を非認知能力と言います。 ビジネス社会では、職場の人間関係が良好であることは、仕事能力発揮にとても大事な環境です。


【世界の教育界の主流】 

『認知能力を形成する学校教育の前の4歳5歳の時期に、非認知能力を育むと、大人になってから豊かな生活を送る人が多い。』というのが、現代の世界の教育界の主流の考え方です。

【教育費は我が子の未来投資】

『コミュニケーション力の高い人は、お金持ちになりやすい。』と言ったのは、大金持ちで有名なジョン・ロックフェラーでした。教育費は我が子の未来投資です。3歳4歳5歳の子ども達は、日常の過ごし方や教育環境に非常に大きく影響されます。

【非認知能力を培う最大の時期に教育を行う場が幼稚園です】

〔机上の空論では味わえない実体験〕

非認知能力は、家庭教育でも育ちますが、子ども同士の試行錯誤の実体験から体得することも多いのです。お友達との関わりの中で、失敗したり、いさかいを起こしたり、祝福し合ったりする中で、善いこと悪いことの区別や人を許す大切さを学んでいきます。

〔一生の財産になる力の種まき〕

一生の財産になる経験知を得ることができるのが幼稚園です。

【3歳児は言葉や表情が豊かになる始まりの時期です。】

入園前は、お家の方が、お子さまが何も言わなくても、気持ちを察して動いてあげていたかもしれません。しかし、幼稚園に入園すると、年少組(3歳児)は、自分の気持を、言葉を使って表現する必要に迫られ、語彙力や表情が豊かになっていきます。

【4歳児は、自分を表現しつつ、自分と違う感じ方や考え方があることを学ぶ時期です。】

年中組(4歳児)は、自己主張のぶつかり合いが出てくるので、相手にも自分とは違った気持ちや行動があることを知り、相手の気持ちや行動を理解しようとする気持が育まれていきます。

〔聞く耳を持つことの大切さ〕

『聞く耳を持つ。』ことは、自己中心的にならない為の、人間関係調和力の基本中の基本です。『誰かの役に立ちたい。』と思うのは人間の本能なので、そのお子さまの本能を伸ばす願いを込めて「お友達の話も、自分の話と同じくらい大切にして聞こうね。」と伝えています。

【5歳児は、人間関係調和の知恵を学ぶ時期です。】

年長組(5歳児)は、意見の相違があったときに、まず『自制心』を働かせて、自分と相手との気持ちを『客観視』し『調整する力』があそびの中で育まれます。


【自制心、共感力、傾聴力、発表力、説得力、チーム力等の芽生え】

〔年長組で身につけていく力〕

また、田浦幼稚園では、人前で発表する機会とお友だちの話を聞く機会が毎日あります。一生懸命な話し手に、応援や共感の拍手を聞き手は贈ります。年長組になったばかりの頃、人前に立つことに緊張感があったお友達も、仲間の『傾聴力』や『共感力』のお陰で、卒園する頃は『発表力』や『説得力』を身につけていきます。

〔喜びの増幅〕

一人一人の力が合わさると、2倍3倍に増幅する『チーム力』を体感するのも、この時期です。

【卒園するまでに育む思いやりの心】 

田浦幼稚園では、毎日異年齢で遊んでいますので、年下のお友達とも年上のお友達とも、同年齢とも楽しく過ごす力を蓄えていきます。非認知能力の代表である、思いやり心を卒園するまでに育みます。

【教科書に書いてない人間力を育む幼稚園】

田浦幼稚園を巣立った子どもたちが、人間力を発揮し、世の中のみなさまに喜ばれるような人財に成長されることを、願っています。
田浦幼稚園
〒237-0075
神奈川県横須賀市田浦町5丁目51
TEL.046-861-0720
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