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Q.139 夫婦喧嘩をしない方法はありますか?
2024-05-23
Q.子育てで喧嘩をしてしまいます。喧嘩をしない方法はありますか?
意見の相違は、ご夫婦の育ってきた『それぞれの家庭文化や教育の違い』が、子育てという具体化によって、表面化してきているのだと思います。『互いの育ちを理解しようとする』ところから始めてみては、いかがでしょうか?重要なのは子どもの前で喧嘩をしないことだと思います。
【ズバリ喧嘩をしない方法】
喧嘩しない方法は、『互いに喧嘩をしない』と取り決めをして、互いに約束を守れば、喧嘩しないで済むと思います。無理なら、相手を理解する方法や、仲直りの方法を工夫されることをお勧めします。
【お釈迦さまの教え:自分を変えることはできるが、相手を変えることはできない】
人類普遍の法則を説かれたお釈迦様は、『自分の心や考えは自分の意志で100%変えることができるけれども、相手をコントロールすることはできない』と、説かれています。その為、相手を理解しようとする事から、始めることをお勧めします。
【自分の親の影響は、自分の子育てに影響を与えていると言われています】
一般的に、ご本人が意識しているしていないにかかわらず、自分を育ててくれた父親の影響は、自分の息子の子育てに影響を与えると言われています。自分を育ててくれた母親の影響は、自分の娘の子育てに影響を与えていると言われています。
【理解することは愛することと同じ】
理解することは愛することと同じと言われます。伴侶の育ちを理解する方法として、伴侶の実家に行ったときに、家族関係を見たり、子ども時代のことを聞いてみると、家庭文化や子育て方法はわかると思います。その他に、伴侶の御両親の口癖はなんだったか、聞いてみるのも、伴侶を理解する基になると思います。
【仲直り方法】
田浦幼稚園の先生方に、夫婦喧嘩の仲直り方法を聞いてみましたが、ご夫婦のタイプによって、仲直り方法は違うようです。『・自分の言い分は必ず言っておく。・その日のうちに解決し、次回同じような事が起きた時の教訓にする。・その日のうちに何とかしようとすると険悪になるので、ひとまず寝て、朝起きてからどうするか考える。等がありました。』
【重要:子どもの前で喧嘩をしない】
未熟で欠点がある同士がひとつ屋根の下で暮らしているのですから、意見の相違は当然あります。喧嘩をするなら、子どもがいない所や寝てからされることをおすすめします。父母のいさかいは、お子さまの心に暗い影を落としますので、お互いに気をつけましょう。
【夫婦調和の工夫】
子育ては、自分達夫婦がそれぞれどのように育てられたか、色濃く影響していますので、互いの育ちを理解し合ったり、考えを話し合ったりして、ご自分達夫婦を中心とする家庭の文化を新たにどう作っていくのか、夫婦調和の工夫をクリエイトされることをお勧めします。