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Q.137 水道の蛇口が旧式なのはなぜ?
2024-04-25
Q.水道の蛇口が旧式のひねるタイプなのはなぜでしょうか?
A.自分から行動を起こす能動的点でも、手首や指先の動作があるという点でも、お子さまの脳細胞の発達に良い刺激を与えると思っています。
【便利さの中に潜む注意点】
センサーで、照明がついたりお水が出たりする時代で便利ですが、お子さまの成長にとって、本当にそれで良いのか、立ち止まって考えてみるのも良いのかもしれません。何でも相手にしてもらう受動型よりも、自分から行動を起こす方が、能動的マインドを育むことができるのではないかと思います。
【能動マインドと脳の刺激】
幼児期の脳細胞は、善い刺激によって、大きく成長すると言われています。その為、自分から行動する積極的な姿勢は、とても大切だと思います。指先の作業も、脳の刺激にとてもよいと言われています。その為、幼稚園の水道の蛇口は旧式の自分でひねるタイプです。
【水加減の調節が難しい】
右に回すか左に回すか、わからなくなることがあり、水が止められないことがあります。
水の出口を上に向けて噴水のようになって、床が水浸しになることもあります。水の調整加減は、失敗の経験から学んでいきます。
【冬場は水の冷たさに泣くことも】
夏場は水道の蛇口をひねることができたとしても、冬場は冷たくて泣いてしまい、蛇口が触れない満3歳のお子さまもいます。家庭内で冬場は手洗いの水が温水なのかなと思いました。年少組になると、幼稚園では冬場でも水道の蛇口に触ることができています。
【蛇口を閉めることで区切りをつける】
ご家庭では、水道水が自動的に止まるシステムかもしれませんが、幼稚園では蛇口を閉めなければいけません。これが面倒で、トイレのお後、手洗いをしないで出ることもあるので、定期的に、手洗いをするよう伝えています。水を自ら止めることは、自らの行動を終了することや、気持に区切りをつけることにつながると思っています。