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Q.71子どもの一人遊びが心配
2023-01-16
Q.共働きで子どもの相手がなかなかできません。一人で遊ばせても大丈夫でしょうか?
A.目の届くところでの、一人遊びも大事です。そして、細切れの時間を使って、毎日の親子の会話を習慣化しましょう。お母さまが、自分に関心を寄せてくれることが、お子さまの愛の供給につながります。
【一人遊びで育まれる力もあります】
YouTubeやゲームのやり放題ではなく、お絵かきをしたり、おもちゃで遊んだり、図鑑を見たり、一人で遊ぶことも大事です。
なぜなら、イメージ力、アイデア力、創意工夫力、集中力等が育まれるからです。
お子さまの遊びに大人がいつも関わっていると、一人では遊べなくなることがあります。
幼稚園や保育園でお友だちと遊んでいるのであれば、お家での一人遊びそのものを、心配しなくて大丈夫ではないかと思います。
【どんな遊びに喜びを感じているのか興味を持つのも、親の愛】
子どもの心の栄養は親の愛です。子どもの遊びに多くの時間を使うことができなかったとしても、お子さまは親御さまの愛を感じ取ることができます。
お子さまが、どのような遊びに関心を持っているのか、何に喜びを感じているのかを観察して、理解し、共感の言葉を伝えることは、親の愛を感じてもらう上で、大事だと思います。
【家事と育児の同時並行を工夫する】
その為、親の目の届くところで、一人遊びをしてもらうことが大事だと思います。例えば、お母さまは夕食の支度をしつつ、お子さまが一人遊びする姿を、ちらちらと見ている等、家事と育児を同時並行でする工夫をされると良いと思います。
【子どもに、お仕事へのお気持ちを話されていますか?】
お母さまは、世の中のお役に立つ仕事をされているのですから、お仕事への思いや熱意を、お子さまに話されると良いと思います。
事情が許せば、働くお母さまの職場に、1回ぐらいは連れて行き、外観の建物だけでも大丈夫なので、雰囲気をお子さまに感じていただくのも良いのではないかと思います。社会貢献の勉強になります。
【幼児期にはぜひ親子の会話の習慣を】
幼稚園でどんなことをしたのか、全く話さないお子さまもいます。
そのような場合は、お子さまが興味関心のある話題で、話されてみてはいかがでしょうか?
毎日の絵本の読み聞かせだけでも良いと思います。読み聞かせの中には、感想や質問などの会話が入るはずです。
小さい頃の会話の習慣があると、段々とお子さまの気質がお母さまになんとなくわかるようになります。
【親子の会話の注意点】
お子さまからマイナスの話が出たとき、気持を受け止めつつ、努力するプラス面を一緒に考えると良いと思います。人の気持ちを変えることは難しいのですが、自分の気持ちは自分で変えることができます。明るく建設的な人生観を持っている人は成功者になりやすいと言われています。プラス発想をぜひ育んでいきましょう。
【幼児期の親子の会話の習慣が将来役立ちます】
お子さまが小学校に入り交際範囲が広がると、自分の話をお家の方に話さなくなることがあります。幼児期の会話の習慣があると、お母さまは、なぜか小中高生の我が子のSOSの時に、第六感が働くようになります。お子さまが人間関係や進学就職などを、お家の方に相談しやすい関係作りは、幼児期から始まっていると思います。