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Q.46夏休みはどのように過ごしたら良いですか?
2022-07-19
Q.幼稚園に通っていない夏休みは、どのように過ごしたら良いでしょうか?
A.早寝早起きの習慣は崩さないようにしましょう。絵本の読み聞かせをしましょう。無報酬でお手伝いすることの喜びを味わわせてあげましょう。
【早寝早起きの習慣の継続】
『早寝早起きは三文の得』と言われます。世の中の成功者のほとんどが朝型生活をしています。小さい頃の良い習慣は、お子さまの財産になります。
【絵本の読み聞かせ】
お家の方に読んでいただいた絵本の記憶は、大人になっても残っていることがあります。読み手のお子さまを愛する心が、お子さまの心を豊かにしていきます。
どうしても読むのが難しいのであれば、日本昔話やイソップ童話などのDVDを見せるだけでも、善悪や心の大切さを知ることができます。
お子さまが、電車に関心があるのであれば、鉄道関係の絵本、虫や動物に関心があるのなら、図鑑やファーブル昆虫記などが良いかもしれません。
【損得だけで動くお子さまにならないために】
家庭生活をする一員として、お手伝いの喜びを感じさせて下さい。お手伝いをするたびにお小遣いを渡す西洋型が、最近の風潮のようですが、お年玉は別として、私はあまり推奨は致しません。
子ども達には、何でも、ギブアンドテイクでないと、人に優しくできない人間になってもらいたくは、ないのです。
仕事でお金を稼ぐ前に、働く純粋な喜びを体験させてあげることが、思いやりにつながると思います。
【『人に優しくしたい』という本能を刺激する】
仏教の『感謝報恩の心』を育てるのが、教育の本道だと思います。
小さな子ども達は、多くの大人達のサポートを受けながら成長します。自分一人で大きくなる人はいません。お世話になっている多くのことに気づき、『ありがたいなあ』と心から思ったら、『自分のできることで、人に優しくしたい。』と思うのが本能です。
【布施の心と人徳の芽生え】
優しさの本能の所を育むと、思いやりの心が生まれてくると思うのです。お母さまはお子さまが生まれた時から、無償の愛を提供されています。その無報酬の喜びから、お手伝いを始めていただけたら、人徳の芽生えを育むことができると思うのです。
それが仏教の『布施の心』であり、田浦幼稚園の建学の精神でもあると思うのです。