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Q.149 幼児教育に仏教が良い理由
2024-11-27
幼児教育になぜ仏教が必要なのでしょうか?
A.仏教の1.仏性(善性説) 2.慈しみ 3.転生輪廻 4.修行論の教えが人格教育になるからです。
【1-1仏性】
仏教は、どの人にも善なる魂が宿っているという性善説です。善なる魂のことを、仏様と同じ性質という意味で、仏性(ぶっしょう)と言います。強さも優しさも仏様と同質なので、仏性を信じると、心は折れたりなんかしません。逆境に強いお子さまになります。
【1-2仏性が逆境に強いのは】
どんなに失敗したり、幼稚園で嫌なことがあったとしても、きらきら光る仏様と同じ魂が宿っていると思うと、もう一度やり直してみようという気持になります。他人の評価があまり気にならなくなり、自分の良さを磨いて強みをのばそうという前向きな気持になります。
【1-3仏性を信じ強みをのばす】
お子さまが、人を困らせたり、自己中心的な行為が多かったとしても、駄目な子としてみるのではなく、まだ見えてこないお子さまの良さを信じて、拝み出すような育みをします。
長所を伸ばすだけの教育との違いは、目に見えない潜在的能力を信じる強さの所です。
【1-4仏性を信じつつ善悪を教える】
無神論の場合は、善悪を話し合いや多数決で決めることが多いようですが、宗教は、『人にされて嫌なことはしない、人にされて嬉しいことをする。』の黄金律があります。自己中心的な行為も、仏性を信じつつこのルールで育てれば、他人の気持ちに目を向けるようになります。
【2-1仏教の慈しみ】
『人に優しくしましょう。』は宗教でなくてもあたりまえではないかと思われるかもしれません。キリスト教や仏教は、GiveAndTakeではなく、与えつくす愛を説いています。仏教では慈しみの心とも言われ、相手の間違えを許す愛の心が含まれていることが特徴です。
【2-2慈しみの表現その1】
命の尊さを自然や食物、動物の飼育から学ぶ幼稚園は多いと思います。田浦幼稚園の慈しみは、異年齢交流によく表現されていると思います。2歳児入園されると、初めての社会生活で、知らないルールも多いので、お兄さんお姉さん達は、鷹揚に接しています。
【2-3慈しみの表現その2】
年中長組は、自分が2歳3歳で入園した時に、優しくされていますので、自分が年上になると自分がしてもらったように、年下のお友だちに優しくすることができるようになります。年下のお友だちに合わせて、遊び方を工夫してあげることも多いです。
【2-4慈しみの基にある感謝】
空気があること、夜の後に朝が必ず来ること、眠っているときにも心臓は動いてくれていること等、自分の意志とは関係のないところで、生きていくための小さな幸せはいっぱい提供されています。見えない力に感謝することで、天狗にならずに謙虚な心が生まれます。
【2-5お友だちへの感謝から】
コロナ感染が拡大したこる、子ども達が待ち望んだことは、お友だちに会うことでした。
お友だちの存在にありがとうができるようになると、お友だちを大切にしようと思う心が芽生え、優しさが生まれます。お友達の素晴らしさに心からの拍手を贈るようになります。
【3-1仏教の特色:転生輪廻】
人は天国からこの世に生まれてきて、この世の人生を終えてからあの世に還ります。次に生まれ変わるのは、別の国かもしれませんし、親兄弟も違うかもしれません。自分の人生計画を立てて、家族関係を選び、魂の磨きをかける問題を設定して、記憶を消して、生まれて来ているのだそうです。
【3-2親子の縁】
あの世にいるときに『親になって下さい』とお願いして生まれてきているといわれますので、間違っても、親が勝手に産んだわけではありません。安全面でも、健康も、衛生面も何から何までお世話になっている事を、具体的に伝えると、父母への感謝の気持ちが湧いてくる様子です。
【4-1修行論(毎日の努力)】
仏教には戒律がありますが戒律の戒は、自分が決める自分への約束事です。僧侶でない一般の人も、自分を向上させていくための教えが、仏教にはあります。毎日の具体的目標が戒で、一日の終わりに振り返りをするのが、八正道という反省の教えです。
【4-2戒は良い習慣作りのこと】
良い習慣を行い、自分を振り返ることで、次の日の改善を行っていきます。挨拶や、早寝早起き、読書、運動などを繰り返し、自分自身を高めていくのが仏教の修行にあたります。インスタント的に、すぐにできあがるものは壊れやすいです。熟成をかけて、何年も繰り返し努力することで、向上心や、忍耐力、意志力等を鍛えていくことができます。
【まとめ】
仏教の、仏性、慈しみの心、転生輪廻、修行論によって、人生の意味を知り人格的に向上していくと、いじめや非行、引きこもりは少なくなると思っています。正しい仏教精神を身につけて、世のため人のために活躍される方が、増えていくことを願っています。
【1-1仏性】
仏教は、どの人にも善なる魂が宿っているという性善説です。善なる魂のことを、仏様と同じ性質という意味で、仏性(ぶっしょう)と言います。強さも優しさも仏様と同質なので、仏性を信じると、心は折れたりなんかしません。逆境に強いお子さまになります。
【1-2仏性が逆境に強いのは】
どんなに失敗したり、幼稚園で嫌なことがあったとしても、きらきら光る仏様と同じ魂が宿っていると思うと、もう一度やり直してみようという気持になります。他人の評価があまり気にならなくなり、自分の良さを磨いて強みをのばそうという前向きな気持になります。
【1-3仏性を信じ強みをのばす】
お子さまが、人を困らせたり、自己中心的な行為が多かったとしても、駄目な子としてみるのではなく、まだ見えてこないお子さまの良さを信じて、拝み出すような育みをします。
長所を伸ばすだけの教育との違いは、目に見えない潜在的能力を信じる強さの所です。
【1-4仏性を信じつつ善悪を教える】
無神論の場合は、善悪を話し合いや多数決で決めることが多いようですが、宗教は、『人にされて嫌なことはしない、人にされて嬉しいことをする。』の黄金律があります。自己中心的な行為も、仏性を信じつつこのルールで育てれば、他人の気持ちに目を向けるようになります。
【2-1仏教の慈しみ】
『人に優しくしましょう。』は宗教でなくてもあたりまえではないかと思われるかもしれません。キリスト教や仏教は、GiveAndTakeではなく、与えつくす愛を説いています。仏教では慈しみの心とも言われ、相手の間違えを許す愛の心が含まれていることが特徴です。
【2-2慈しみの表現その1】
命の尊さを自然や食物、動物の飼育から学ぶ幼稚園は多いと思います。田浦幼稚園の慈しみは、異年齢交流によく表現されていると思います。2歳児入園されると、初めての社会生活で、知らないルールも多いので、お兄さんお姉さん達は、鷹揚に接しています。
【2-3慈しみの表現その2】
年中長組は、自分が2歳3歳で入園した時に、優しくされていますので、自分が年上になると自分がしてもらったように、年下のお友だちに優しくすることができるようになります。年下のお友だちに合わせて、遊び方を工夫してあげることも多いです。
【2-4慈しみの基にある感謝】
空気があること、夜の後に朝が必ず来ること、眠っているときにも心臓は動いてくれていること等、自分の意志とは関係のないところで、生きていくための小さな幸せはいっぱい提供されています。見えない力に感謝することで、天狗にならずに謙虚な心が生まれます。
【2-5お友だちへの感謝から】
コロナ感染が拡大したこる、子ども達が待ち望んだことは、お友だちに会うことでした。
お友だちの存在にありがとうができるようになると、お友だちを大切にしようと思う心が芽生え、優しさが生まれます。お友達の素晴らしさに心からの拍手を贈るようになります。
【3-1仏教の特色:転生輪廻】
人は天国からこの世に生まれてきて、この世の人生を終えてからあの世に還ります。次に生まれ変わるのは、別の国かもしれませんし、親兄弟も違うかもしれません。自分の人生計画を立てて、家族関係を選び、魂の磨きをかける問題を設定して、記憶を消して、生まれて来ているのだそうです。
【3-2親子の縁】
あの世にいるときに『親になって下さい』とお願いして生まれてきているといわれますので、間違っても、親が勝手に産んだわけではありません。安全面でも、健康も、衛生面も何から何までお世話になっている事を、具体的に伝えると、父母への感謝の気持ちが湧いてくる様子です。
【4-1修行論(毎日の努力)】
仏教には戒律がありますが戒律の戒は、自分が決める自分への約束事です。僧侶でない一般の人も、自分を向上させていくための教えが、仏教にはあります。毎日の具体的目標が戒で、一日の終わりに振り返りをするのが、八正道という反省の教えです。
【4-2戒は良い習慣作りのこと】
良い習慣を行い、自分を振り返ることで、次の日の改善を行っていきます。挨拶や、早寝早起き、読書、運動などを繰り返し、自分自身を高めていくのが仏教の修行にあたります。インスタント的に、すぐにできあがるものは壊れやすいです。熟成をかけて、何年も繰り返し努力することで、向上心や、忍耐力、意志力等を鍛えていくことができます。
【まとめ】
仏教の、仏性、慈しみの心、転生輪廻、修行論によって、人生の意味を知り人格的に向上していくと、いじめや非行、引きこもりは少なくなると思っています。正しい仏教精神を身につけて、世のため人のために活躍される方が、増えていくことを願っています。